●●● 治療薬剤@:MP,NP 抗感染症薬〔ペニシリン系〕 【一般名(商)】DJ アンピシリン(DI ビクシリン) 【用法・用量】 DJ 規格:Cap 250mg      ドライシロップ 100mg/g   内:1回 250〜500mgを1日4〜6回 【作用機序】 NP  細胞壁合成において,ペプチドグリカン生合成の最終段階に関与するトランスペ プチダーゼとカルボキシペプチダーゼに作用し,架橋形成を阻止する. 【服薬指導】 UD @医師の指示なく,他の感染症に用いたり,他の人に与えない.   A2〜3日で軽快しても感染症が完治するよう治療期間中は本剤を続けること.   B本剤は血中濃度や尿中濃度が一定の時最大の効果を示す.この濃度を一定に維持 するために服用を忘れないこと.   C下痢が起きても医師や薬剤師にたずねることなく下痢用薬を服用しないこと.   D経口避妊薬は,本剤服用中に使用すると十分効果を発揮しないことがある. 【投与時・剤形変更時の注意(理由)】 CD @総吸収と最高血清濃度は食物によって減少の可能性があり,空腹時投与がよいと の報告がある.また,脂肪,蛋白食によっても吸収が抑制される.   A粉砕には,苦味・ペニシリン臭を呈する.防湿,bioavailabilityに注意 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD (ナリジクス酸)飲み忘れたときはできる限り早く服用すること.   次回服用時間が近いときは下記の方法に従うこと:   ・1日2回服用の場合:忘れた分を飲み,5〜6時間たってつぎの分を飲む.   ・1日3回以上服用の場合:忘れた分を飲み,2〜4時間後につぎの分を飲むかま たは次回に2回分服用する.以後は通常の服用法にもどる. 【副作用と処置】 DJ @中止:ショック,過敏症   A減量:まれに間質性腎炎等の腎障害が現れることがある.   Bその他:肝臓,消化器,血液,精神神経系→DJ参照 【禁忌】 DJ @アンピシリンによるショックの既往歴のある患者.伝染性単核症のある患者 【相互作用】 【佐薬(理由)】 【注意すべき臨床検査】 【臨床検査値への影響】 UD 尿糖検査で偽陽性を示すことがある. 【体内薬物動態】GG 記載なし BH F(経口):50(乳児10〜20)(%),血漿中結合:20  (%)   CL:     (ml/min/kg),Vd:0.4〜0.7l (liters/kg)   t1/2:1〜2(hr)腎障害,肝硬変,新生児では遅延,   有効血中濃度:   (μg/ml)   population parameters: 【メモ】 DJ @慎重投与    1)β−ラクタム系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者    2)アレルギー反応を起こしやすい体質を持つ患者    3)高度の腎障害のある患者    4)経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者,高齢者,全身状態の悪い患者 【参考文献】