●●● 治療薬剤H:MP インドール酢酸系 【一般名(商)】DI インドメタシン           (DJ インダシンカプセル 25mg)           (DJ インダシンR徐放カプセル 37.5mg)           (DJ インダシン坐 25mg,50mg)           (DJ インドメタシン坐 12.5mg) 【用法・用量】 DJ 内:1回25mg 1日1〜3回     徐放剤 1回25mg 1日2回         症状により1回37.5mg 1日2回   坐:1回25〜50mg 1日1〜2回   内・坐 極量1日200mg UD 内:初回25〜50mg,1日2〜4回     耐えうるならば,必要に応じ1日200mgを限度として1日25〜50mgずつ1週間 間隔で増量する.     急性激性リウマチ性関節炎では,必要性,耐性に応じ用法用量は1日25〜50mg ずつ増量できる.     1日75mg以下では活動性の炎症に無効のことがある. 【作用機序】 NP 最も強力なシクロオキシゲナーゼ阻害剤の1つ.動物実験でアスピリンよりはるか に強い抗炎症活性(アスピリンの効力の数十〜数百倍)を示す. 【服薬指導】 UD @薬剤の説明 炎症,腫脹,こわばり,関節痛,発熱を緩和するために用いる. 服用している期間のみ諸症状を抑え,関節炎を治療するものではない.   A胃障害を軽くするため,本剤は食直後または食事や制酸剤と一緒に服用すること .  B本剤服用中,定期的にアスピリンを服用したりアルコール飲料を飲まないこと( 胃障害を起こすことがある).   C本剤服用中にアセトアミノフェンを定期的に服用しないこと(腎障害を増強).   Dめまい,嗜眠,ふらつき,注意力低下を起こすことがあるので注意. DJ E坐:遮光,冷所保存 【投与時・剤形変更時の注意(理由)】 UD @リウマチ性関節炎では,本剤が最大の効果を発揮するには1カ月の連続投与が必 要である. CD A徐放剤は,内容顆粒を粉砕することにより徐放性が消失する. 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD @飲み忘れた時 1時間以内に気づいた時は直ちに服用する. 後まで気づかなかった時は忘れた分をぬき,通常服用する. 次回に,2回分服用しないこと. 【副作用と処置】 DJ @中止:消化器 消化性潰瘍,胃腸出血,潰瘍性大腸炎,S状結腸病変部位におけ る穿孔,限局性回腸炎,(坐)直腸炎  血 液 再生不良性貧血,溶血性貧血,顆粒球減少,血小板減少,貧血, 紫斑病       皮 膚 Stevens-Johnson 症侯群,Lyell 症侯群,脱毛,          結節性紅斑       ショック 冷汗,顔面蒼白,呼吸困難,血圧低下       過敏症 急性呼吸器障害(喘息発作),発疹,そう痒,蕁          麻疹,血管神経性浮腫,脈管炎       感覚器 (長期連用) 角膜混濁,網膜障害(先駆症状:霧視等の視覚異 常)       腎 臓 腎不全(乏尿,血尿,尿蛋白,BUN・血中クレアチニンの上昇 ,高カリウム血症)   A減量・中止:精神・神経系 頭痛,ねむけ,めまい,ふらつき感 不眠,振せん 等→DJ参照  Bその他:肝臓,循環器→DJ参照 UD @要診:頻度高いもの 頭痛(特に朝の),血便・タール便,錯乱(頻度が1% 以上),ものわすれ,精神抑うつ,耳鳴り,足・下肢の 腫張,異常な体重増加(体液貯留)     頻度の低いもの (頻度が1%未満)→DJ参照       長期治療の場合 霧視(角膜の汚れ,網膜障害) 【禁忌】 DJ @内・坐 消化性潰瘍   A内・坐 重篤な血液異常  B内・坐 重篤な肝障害   C内・坐 重篤な腎障害   D内・坐 重篤な心機能不全   E内・坐 重篤な高血圧症   F内・坐 重篤な膵炎   G内・坐 インドメタシン又はサリチル酸系化合物 (アスピリン等に過敏)   H内・坐 アスピリン喘息とその既往歴のある患者   I内・坐 妊婦又は妊娠している可能性のある患者   H坐 直腸炎,直腸出血又は痔疾のある患者 【相互作用】 DJ @本剤↑:ジフルニサル(重大な胃腸出血の報告あり)   A本剤↑:プロベネシド   B他剤↑:クマリン系抗凝血剤(ワーファリン等)        リチウム製剤   C他剤↓:β-遮断剤         カプトプリル        チアジド系利尿・降圧剤        フロセミド   D両剤(副作用)↑:トリアムテレン(窒素血症,クレアチニンクリアランスの低 下を起こすことがある)→併用を避けること   E本剤↓:アスピリン 【佐薬】 【注意すべき臨床検査】 DJ @尿検査,血液検査,肝機能検査,眼科的検査等 【臨床検査値への影響】 【体内薬物動態】 GG F:          (%),血漿中結合:90      (%)   CL:2.0±0.4 (ml/min/kg),Vd:0.26±0.07 (liters/kg)   t1/2:2.4±0.4    (hr),有効血中濃度:0.3〜3(μg/ml)   population parameters: 【メモ】 UD @高齢者:本剤の毒性に対しより感受性が高いため,本剤服用時混濁を起こしやす い. DJ A妊婦:動物実験で催奇形作用の報告があり.→投与しないこと       妊娠末期投与 胎児循環持続症(PFC)の報告あり.       ラット妊娠末期投与 胎仔の動脈管収縮の報告あり.   B授乳婦:母乳中へ移行する. 【参考文献】