●●● 治療薬剤D:MP テトラサイクリン系抗生物質 【一般名(商)】DJ ミノサイクリン(DI ミノマイシン) 【用法・用量】 DJ 規格:錠 50mg,100mg 顆粒 20mg/g 注100mgV   初回投与量100〜200mg,以後12時間毎或は24時間毎に100mg(増減)   を投与.小児2〜4mg/kg 【作用機序】 DJ 細菌の蛋白合成系で,aminoacyl t-RNAがm-RNA・リボゾーム複合物と結合 するのを妨げ,蛋白合成阻止により抗菌作用を発揮 【服薬指導】 UD @車の運転や機械の操作等注意力を必要とする作業に従事する際は,本剤の作用を 充分に知っておくこと.(めまい,ふらつきの副作用による)   A服用を始める時どのように反応するかわかるまで,日光に当り過ぎたり,太陽灯 の使用は避けること. DJ B多めの水で服用(食道に停留し崩壊すると,食道潰瘍を起こす)特に就寝前直前 の服用等に注意 【投与時・剤形変更時の注意(理由)】 CD @便の色調→赤色(テトラサイクリン)   A食物や乳製品によって著しく影響されることはなく,食物と一緒の服用が可能 (ドキシサイクリン,ミノサイクリン)   B金属イオン(Ca2+,Mg2+,Al2+,Fe2+)とキレート結合を行って不活化 される可能性あり.   C1分間に20mlを越えないようにする.(血管痛,時に血栓性静脈炎を起こす)   D調整した注射液は4時間以内に使用し終える. 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 【副作用と処置】 DJ @中止:過敏症   A要診:ショック→不快感,口内異常感,便意,耳鳴等の症状   Bその他:皮膚,中枢神経系,肝臓,消化器,血液,菌交代症,ビタミン欠乏症, 頭蓋内圧上昇→DJ参照 UD @要診:めまい,ふらつき,不安定 【禁忌】 DJ テトラサイクリン系薬剤に過敏症の患者 【相互作用】 DJ @本剤↓:カルシウム,マグネシウム,アルミニウム,鉄剤   A他剤↓:抗凝血剤(ワルファリン等) 【佐薬(理由)】 【注意すべき臨床検査】 DJ トランスアミナーゼ BUN AL-P 【臨床検査値への影響】 UD 尿中カテコールアミン,BUN,S-GPT,AL-P,血清アミラーゼ,S-GO T,血清ビリルビン 【体内薬物動態】 GG F:100        (%),血漿中結合:76     (%)   CL:0.30±0.12(ml/min/kg),Vd:0.40±0.12 (liters/kg)   t1/2:18±4      (hr),有効血中濃度:   (μg/ml)   population parameters: 【メモ】 DJ @妊娠後半期の投与により,胎児に一過性の骨発育不全,歯牙の着色・エナメル質 形成不全を起こすことがあり,又,動物実験で胎仔毒性が認められている.   A新生児,乳・幼小児への投与は,歯牙の着色,エナメル質形成不全,又,一過性 の骨発育不全を起こすことがあるので,他の薬剤が使用できないか,無効の場合 にのみ適用を考慮する. 【参考文献】