●●● 治療薬剤@:MP ヒスタミンH2受容体拮抗剤 【一般名(商)】DJ シメチジン(DI タガメット) 【用法・用量】 DI 規格:錠 200mg 細粒 200mg/g 注 200mg/2mlA DJ @内:消化性潰瘍,Zollinger-Ellison 症侯群,逆流性食道炎,上部消化管出血 (消化性潰瘍,急性ストレス潰瘍,出血性胃炎による): 1回 200mg1日4回食後及び就寝前,1回 400mg 1日2回朝食後及び就寝 前でもよい.胃潰瘍,十二指腸潰瘍には錠剤を1回 800mg1日1回就寝前投 与でもよい.(増減)      上部消化管出血の場合には注射剤で治療を開始し,内服可能になった後は内 服に切り換える. ##    1回 800mg1日1回就寝前投与は実際ほとんどされていない   A注:上部消化管出血:1回200mg を生理食塩液又はブドウ糖注射液で20mlに希釈 し,1日4回6時間ごとに緩徐に静注,又は輸液に混合して点滴静注(増減 ).一般的に1週間以内に効果の発現をみるが,内服可能となった後は内服 に切り換える. 【作用機序】 NP ヒスタミンH2 受容体に対する作用に競合的に拮抗する. 【服薬指導】 UD @もしよくなったと思っても,指示された期間は本剤を服用すること.   Aアスピリンなどある種の薬剤や,ある種の食物,飲料で胃障害が起こり疾病が悪 化することがある.   B完全に禁煙するか,少なくとも1日の最終回服用後は禁煙する. 【投与時・剤形変更時の注意(理由)】 CD @食後及び食直後投与によって,本剤の吸収が遅延する.しかし,食間服用で有効 な血中濃度を維持することができる.   A粉砕時の注意→散剤を使用.遮光に注意. 【飲み忘れや過量投与後の処置法と注意】 UD @飲み忘れた場合はできるだけ早く服用する.次回服用時間に近い時は,忘れた分 は抜き通常の服用法に戻る.2回分服用してはいけない. DJ @過量投与は特に重大な影響なし.催吐,胃洗浄. 【副作用と処置】 DJ @中止:顆粒球減少症,血小板減少症,再生不良性貧血  A中止:発疹  B中止:女性化乳房,乳汁分泌,帯下増加   Cその他:肝臓,腎臓,精神神経系,循環器,消化器系→DJ参照 UD @減量:錯乱,咽喉炎,発熱,異常出血,紫斑,異常な疲労感,脱力 【禁忌】DJ 記載なし 【相互作用】(→【メモ】参照) DJ @他剤↑:クマリン系抗凝固剤(ワルファリン等),ジアゼパム,クロルジアゼポ キシド,プロプラノロール,テオフィリンフェニトイン,リドカイン, ニフェジピン,イミプラミンプロカインアミド 【佐薬】 MP 記載無し 【注意すべき臨床検査】DJ 記載無し 【臨床検査値への影響】 DJ GOT GPT WRC 【体内薬物動態】 GG F(経口):62±6a)  (%),血漿中結合:19    (%)   CL:7.7±1.8 (ml/min/kg),Vd:1.0±0.2 (liters/kg)   t1/2:1.9±0.3    (hr),   有効血中濃度:0.78 (μg/ml),3.9(μg/ml)b)   population parameters:    a):Oral liquid and tablets are equivalent; value is the same in patients with ulcers.    b):Concentrations to inhibit gastric acid secretion by 50% and 90%,respec tively. 【メモ】   慎重投与 DJ @腎不全のある患者(投与量を減ずるか投与間隔をあける)   A肝障害のある患者   B薬物過敏症の既往歴のある患者   C高齢者   P-450 と可逆的に結合する IF 同効薬 シメチジンとの効力比 ラニチジン (ザンタック)    6〜8    ファモチジン(ガスター)     40〜60 ロキサチジン(アルタット)  6〜8 ニザチジン* (アシノン)  5〜10 *チトクロムP-450に影響を及ぼさないので薬物相互作用が認められず,ベンゾジ アゼピン系薬剤などとの併用可. 【参考文献】 ## Doctor's Advice